「Love is destructive」シリーズの最終巻。戦いの行方は…？

「Love is destructive」の続きにあたる第三巻。やっとのことで再会できた四人だが、喜ぶのも束の間、またも敵の襲撃にあう。出会えた仲間を守るため、たった一人の大切な人を守るため、章吾の能力が目覚める―!残酷表現があります。

「Love is destructive」の続きにあたる第二巻。突如現れた敵の襲撃により離れ離れになってしまった章吾と羽純。章吾は一人逃げつづけていたが、ある朝倉庫に隠れていたときに敵の気配を察知する。しかし、敵の目的は彼ではなくある一人の青年―正真正銘の"逃亡者"だった。一方、海に落ちた羽純もある青年に助けられ…？残酷表現があります。

ある国の西部地方に位置したところにある離崎学園では学園祭を間近に控えて賑わいを見せていた。しかし、そんな矢先に政府からある伝令が言い渡される。それは"祭り"と呼ばれる殺戮ゲーム。東部との人口の均衡が取れないという理由だけで、西部地方全域の約二千キロメートルを舞台に人殺しを強要される。家族も友達も一歩間違えば敵になりかねない。普通の高校生、沢村章吾もまた"祭り"によって絶望のなかの希望を求める長い逃避行が始まる。