あらすじ　クバンダ大陸全域を版図とする古来よりの王朝、シン王国。　曰く七百年前に四聖獣を従えし伝説の拳士が拓き、今の王族に託したとされるこの国は、数百年の歴史の中、磐石な国家基盤を敷き、泰平の中にあった。　しかし、その泰平の歴史は唐突に、……あまりに唐突に終わりを告げた。　黄金教(マグナ・カルタ)を名乗るカルト教団の教主と、彼に仕える四人の軍王の圧倒的な力によって。　彼らは教主の力で体の一部を教主の錬金術により機械に変えたサイボーグであり、その力は人を遥かに超越した次元にあった。　武を持って勇壮とするシン国の軍隊は、黄金教の機械拳士、【機士】の前に為すすべなく壊滅。王都アルカーンは陥落した。　黄金教の力による絶対支配。　黄金教に傅く者は機士としての力を得、　黄金教に背く者は女子供であろうと壮絶な拷問の果てに串刺しにされ、骸を晒される。　略奪と凌辱、流血と狂気の暗黒時代の到来である。　……そして、王都陥落から半年の月日。　主人公・メイリンは攫われた母親を取り戻すため、聖獣拳を極める巡礼の旅に出る。　そしてメイリンは、四聖獣・白虎の守護する西府で、運命の出会いをする――――。作品形態・オリジナルライトノベル(ラノベ形式で150Pほど)挿絵・5枚キャラ紹介絵・3枚※なおこの作品には拷問や強姦などの過激な表現が含まれるので注意してください。※18歳未満購入禁止。第一話は試供品価格で提供させていただきます。