『あどけなさ残る姉妹に黒い欲望が忍び寄る･･･』　　幼等部～大学までエスカレーター式に上がっていく『私立帝鳳学園』。　俺はこの学園の高等部で生徒会長を務めている東雲皇一郎という。　俺は持ち前のあらゆることに長けた類稀なる才能と、政財界のドンとまで言われている親父の持つ絶大な権力および財力で学園を自らの支配下に置いていた。　普段は何食わぬ顔で過ごしているが、俺の真の顔を知る者達は恐怖・戦慄あるいは陶酔といった眼差しで見ていることだろう。　ある日、全学年が一堂に会する学園合同生徒会の会場で一人の女生徒が目に留まる。　…簡単に言えば、気に入ったのだ。　さっそく女生徒を調べてみると、その下には妹もいることがわかった。　そして───さらに調べを進めていくと、姉妹の入学に俺の親父が関わっていることが判明する。　つまり、親父が裏で手を回して入学させていたというわけだ。　この不可思議な繋がりと美少女姉妹への興味から、俺は親父にも内緒で二人の少女へと近づくことを決めた───