三條は会社の同僚の倉田に好意を持っていた。ある日ついに告白するが、倉田は三條のことは好きだが応えることができないと告げる。失意のうちにバーで飲んでいた三條だが、そこで倉田そっくりな青年を見る。その青年は男相手に身体を売る商売をしていた。倉田とその青年の関係も気になるが、三條と倉田はじょじょに心を近づけていく。そんな中、三條はふたたび倉田そっくりな青年と会い、なりゆきで抱いてしまう。だが朝になるとその青年は───倉田だった。「俺はだめだ、だめなんだ」と嘆く倉田。「俺には人を愛する心がないんだ!」倉田の抱える闇と秘密。三條は倉田を救うことが、愛することができるのか?※WORDとテキストファイルがはいっています。本文にはサンプルのような写真ははいっておりません。