『ヒナギク』の続編ですが、単体でもお楽しみ頂けるように書きました。ヒナギクが育った家での、夜の生活です。末姫と呼ばれる意味を心と身体で理解したヒナギクをどうぞ。

リラを雇う屋敷の主は、人の血を吸うモノ。主専属の使用人として働くはずのリラは、一日中主の傍にいいる。だが雇われた日に吸血されたリラの身体は、意思とは無関係に主を求め続けていた。『契約』の続編になりますが、このお話だけでもお楽しみ頂けるようにしております。

半世紀近くに及ぶ活動の末、ついに民俗学研究会は最深層に辿り着く――だがそこに待っていたのは、みつ章の姉、つち子が式神を乗っ取り研究会に攻撃を仕掛けたという事実だった。幽霊の姉との依存関係、研究会メンバーとの曖昧な絆、今まで目を逸らしてきた問題がみつ章に次々襲い掛かる。裏切ったつち子、突き放す道灯、激突する透乃と公重。みつ章たちはこの地下施設を攻略できるのか?放課後伝奇アドベンチャー、最終章。今ここに彼らの存間(アニマ)は完成する!1章「出逢って迷って追われ牛」2章「河原で溺れて囲い鬼」3章「打って打たれてだるまさん」4章「かごめかごめ」

いつか憧れのコルセットが似合う貴婦人になりたいの。そんな他愛のない夢を持ちながら、ヒナギクが受けた教育は世間の常識とは違いすぎた。肉親からの輪姦の夜を背負う『末姫』としてしか生きることを知らない少女は、不安に揺れる。『ヒナギク』の続編?もう1つのヒナギクの世界を書いてみました。

育ててくれた祖父を亡くしたリラに遺されたのは、祖父の医療費だけだった。その借金を返すため、紹介された屋敷で勤めることになる。けれども、屋敷の主人は人の血を吸うイキモノだった。吸血と陵辱を受けたリラの身体は、意志とは関係なく変化していく。

這うように傍まで来た所までは良かった。ただ手をのばして身体に触れようとした途端、背後から月の守り刀『月震』が髪をかすめて差し出される。 「それに触れるな。 『姫』のものだ。」凛々しくて女にモテル月守の姫女らしい日守の姫どちらの『姫』も世界の一端を背負う任を持つもの。

第七階層突入前にみつ章はつち子の墓参りに出かけていた。その里帰り中に第七階層調査を研究会他メンバーの三人はみつ章無しで済ませてしまう。一学期が終わるまで残された時間は後一ヶ月。それが過ぎれば民俗学研究会の活動は停止。みつ章はこの奇妙な仲間たちとの生活の終わりを強く感じ始めていた――伝奇アドベンチャー第3章。ラストへ向けてストーリーは加速中!1章「出逢って迷って追われ牛」2章「河原で溺れて囲い鬼」3章「打って打たれてだるまさん」4章「かごめかごめ」

会社帰りのお姉ちゃんがいなくなって、私はクラスメートからの誘いで学校では有名な 美人で怖い人……満月(みつき)さんのもとに向かう。だけど、彼女は本当は……ヲトメなあなたに贈る漢女な月の姫が主人公のサウンドノベル。テキスト同梱(ルビ無し)です。

母君は一七番目の側室で、幼すぎた身体は子を生むということに耐えられずに壊れたまま。ヒナギクが教えられるのは貴婦人になるためのおべんきょう。覚えたばかりの舌の使い方は、間違わないかしら・・・?今宵、憧れのお姉さまの部屋に行ける!

第七階層突入前にみつ章はつち子の墓参りに出かけていた。その里帰り中に第七階層調査を研究会他メンバーの三人はみつ章無しで済ませてしまう。一学期が終わるまで残された時間は後一ヶ月。それが過ぎれば民俗学研究会の活動は停止。みつ章はこの奇妙な仲間たちとの生活の終わりを強く感じ始めていた――伝奇アドベンチャー第3章。ラストへ向けてストーリーは加速中！1章「出逢って迷って追われ牛」2章「河原で溺れて囲い鬼」3章「打って打たれてだるまさん」4章「かごめかごめ」